麦 志明Zhiming Mai/Shimei Baku
パートナー神戸所属
- 弁護士(兵庫県弁護士会所属)
在日華僑出身というバックグラウンドを生かし、中国の企業・個人が関係する日本国内における訴訟・投資契約・企業法務・国際相続・在留資格の取得等のインバウンド法務、および日本の企業が関係する中国国内における訴訟・投資契約・企業法務・国際租税等のアウトバウンド法務を広く取り扱っています。また、中国現地での勤務経験・実務経験を活かし、事件の解決においては、両国間の文化の差異に配慮するよう心がけています。中国に関連した事件解決の実績が認められ、2012年に中国駐大阪総領事館の法律顧問を拝命いたしました。
経歴
1976年 | 兵庫県出身 |
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1992年 | 神戸中華同文学校卒業 |
2000年 | 神戸大学法学部卒業、司法試験合格 |
2001年 | 司法研修所入所 |
2002年 | 弁護士登録(第55期)、弁護士法人 大江橋法律事務所 入所 |
2008年 | 弁護士法人 大江橋法律事務所 上海事務所勤務、弁護士法人 大江橋法律事務所 大阪事務所復帰 |
2010年 | 弁護士法人 大江橋法律事務所 退所・独立 |
2012年 | 中華人民共和国駐大阪総領事館特別招聘弁護士を拝命 |
2013年 | 関西大学法科大学院 非常勤講師を拝命、弁護士法人 東町法律事務所 入所 |
2016年 | 弁護士法人東町法律事務所パートナー弁護士 |
2018年 | 日本弁護士連合会「中小企業の海外展開支援事業」担当弁護士 |
2020年〜 | 神戸大学法学研究科博士課程後期課程修了 博士(法学) |
2020年〜 | 兵庫県弁護士会副会長 |
著作・論文
「CIETACの分裂とそれに関連する最高人民法院の2015年7月15日付司法解釈」JCAジャーナル 2015年11月号 |
「中国における再販価格拘束に関する独占禁止法の運用~直近の処罰事例を踏まえて~」JCAジャーナル 2014年9月号 |
「中国案例百選(定款の規定に基づく株主総会決議による株主に対する罰金、ならびにこれに関する定款の規定及び株主総会決議の有効性)」国際商事法務 2014年7月号 |
「中国国際経済貿易仲裁委員会の分裂とその後実務に関するまとめ」国際商事法務 2013年11月号 |
「『王老吉』商標事件~中国国内商標史上、最大の紛争~」国際商事法務 Vol.41、No.9 |
「中国国際経済貿易仲裁委員会(CIETAC)の分裂とその後の実務」JCAジャーナル 2013年10月号 |
「最高人民法院による第3期指導性案例の発布に関する通知(法[2012]227号)「公司決議の取消事由」に関する指導性案例」JCAジャーナル 2013年6月号 |
「2010年上半期における中国国内ストライキについての考察」国際商事法務 2011年2月号 |
※他多数
セミナー・講演
「中国における贈収賄の現状と日本企業の対応について」経営法友会(2016年2月17日) |
「中国独禁法の最新事情」経営法友会(2015年3月18日) |
第3回友好協定締結記念セミナー「日本国内における日中家族法関係事件の現状 ~日中両国における渉外相続法の適用について」日本弁護士連合会/中華全国律師協会 共催(2012年9月10日) |
「日中資本市場下における労働紛争問題シンポジウム」上海交通大学(中国)(2010年11月23日) |
公刊物掲載の主な担当事件
訴訟代理人等 / コーナン商事不明朗取引問題 前取締役側代理人 |
損害賠償請求等代理 / 広島県福山市のホテル火災によって死傷した中国人4名の遺族の損害賠償請求代理人(2012年福山ホテルプリンス火災事件) |
破産管財人代理 / 株式会社マックスエアーサービス(2006年度ワールドカップチケットに関連した破産事件) |
民事再生申立代理人 / 株式会社レオマ |
言語
日本語 | 英語 | 中国語(普通語) |